京都市立高野中学校柔道部

試合前の挨拶の整列から寝てるわけじゃない。



これは京都の代表中学として柔道の近畿大会に出た時の写真。



衝撃告白になるんかなぁ・・・、実は僕は超名門京都市立高野中学校の出身やったんや。



今から40年前の話になるけど、僕の通ってた超名門高野中学校には太っとい太っとい学生服のズボンを履いてた人もいなかったし、どえらいソリコミを入れてた人もいなかったし、超ミニスカートや長~いスカートを履いてた人もいなかったし、学校をしばらく休んでると思ってたら少年院に入ってた人もいなかったし、とってもとっても大きな音の出るバイクに乗ってる人もいなかったし、ノコギリ振り回して運動場で先生を追いかけまわしてる人もいなかったし、校舎の窓ガラスを割る人もいなかったし、近隣の中学校と殴り込みに行ったり来たりすることもなかったお上品な学校やったんや(T_T) 



そんな中学で僕は柔道部に入部した。



正確に言うと「ラグビー部がないから柔道をしなさい」とこれまたお上品な父上にご進言をいただいたからなんやけど。




言われるがままに柔道部に入部した日に家に帰ると、ここでもお上品な父上がさらに言ってくる。



「町の柔道教室に申し込んであるから今日から行きなさい。」と。(+_+)



僕、柔道なんてやったことないっちゅうの(>_<)



今やったらパワハラやん!(笑)



と、まあそんなスタートで始めた柔道やったんやけど、このスポーツに中学生のボクはドハマりしちゃうのよ。



力づくでは無いのに相手がフワッと宙に浮くように投げ技が決まったときの快感。



寝技でガッツリ抑え込まれてる状況から脱出した時の快感。



審判の手が僕に上がって勝者になった時の快感。。。



そして何よりもこの柔道部で出会った仲間たちと過ごした時間がめちゃくちゃおもろかった。



練習自体は、吐きまくるくらいしんどい日もあったし、練習のあとはしばらく食べ物を口に出来ないくらい中学生にしてはハードなことをしてたけど、やっぱめちゃくちゃ楽しかった!!




高校からラグビーを始めた僕にとって、中学時代の柔道に夢中になった3年間はいつも心の支えになってたし、あんなに好きだった柔道を離れてラグビーを選んだことを後悔するまいと頑張れたんやと思う。



その超名門高野中学校の名門柔道部の仲間が40年ぶりに集まることが出来た!



東京からきた同級生の田中くんと京都在住の先輩2人と同級生3人の6人のプチ同窓会。





40年の長い時間が過ぎる中で薄れかけた記憶が蘇っていく。



実に楽しい!



めちゃくちゃおもろい!



容姿はオッサンになったけど、それぞれのしゃべり口調は当時とあまり変わらないのも懐かしい。



思い出話が募る中でみんなが僕に40年前のダメ出しをする。



毎日の練習終わりは部員が1列に並んで正座して目をつぶって精神を集中させた。  らしい。



そこで3年生は先に立ち上がり、1,2年生の後ろに回り(お寺の座禅のイメージ)、ポンポンと肩を叩き「お疲れさん」と言われた者だけが帰れるシステムやった。  らしい。



なのに僕がいつも精神集中とやらの静けさに耐えられずに笑いだすからみんなもつられて笑ってしまって、いつまでたっても帰れない毎日やったんやて(笑)



今と変わらない中学生の自分が愛おしくなったわ(^^;)



京都の大会では決勝戦の常連だったあの時代に人生で初めて「自信」というものを与えてもらったことに感謝するばかりの同窓会でした。



ありがとう!

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