4年に一度の



だと、ずっと思ってたけど、、、実は違うってことを最近になって知った。





2月が29日まである、いわゆる『うるう年』の条件は以下の通り。


1.西暦年号が4で割り切れる年は、うるう年である。
2.ただし、西暦年号が100で割り切れる年は、通常は平年とする。
3.しかし、西暦年号が400で割り切れる年は、うるう年とする。


つまり、400年に100回あるかと思いきや、実は97回しかない。




どういうことかと言うと、そもそも、うるう年というのは太陽暦(太陽の位置に基づく暦)とグレゴリオ暦(日常生活で使う暦)のズレを補正するためにあり、


1年間を365日と設定するグレゴリオ暦に対して、地球が太陽の周りを1周するのに要する時間は約365.2422日。


つまり、1年間で0.2422日のズレが生じてしまい、4年経つと0.2422 X 4=0.9688日(約1日)ズレることになる。


そこで、4年に1回「+1日」することで、そのズレを補正することができる。




ただし、0.9688日のズレに対して1日追加するので、4年間で1-0.9688=0.0312日のズレが依然として生じてしまう。


それが400年のあいだ積み重なると、0.0312 X 400/4=3.12日(約3日)のズレとなるので、3日分補正しなければならない(3日減らさなければならない)。


そこで400年を100年 X 4サイクルにわけて、そのうち3回はうるう年をやめて、残りの1回をうるう年とすることで、そのズレを最小限に抑えている。


ちなみに、それでも400年に0.12日のズレは残るけど、そこは小さすぎて黙認できるという考え。


なお、なぜ2月に差し込まれるかというと、最初にうるう年が設定された古代ローマにおいては1年は春の3月から始まると考えられており、2月は1年で最後の年であった。


そのため2月は日数が少なく、さらに、うるう年もそこに付け加えられることになった。


ということで、今日はなんだか特別な日だというのを噛みしめつつ、古代ローマ人になったつもりで明日からまたフレッシュな気持ちで頑張っていきましょう!

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