恐怖の一言

先日、来る花粉症シーズンに備えて、耳鼻科に行ってきた。


一昨年までは何とか我流で頑張ってきたが、いよいよ太刀打ちできなくなり、
昨年藁をもすがる思いで駆け込んだのがこの耳鼻科。





この病院が予想以上に良くて、今年もお世話になることにした。




この病院の特徴は、初めて来る人以外は予約ができないというところ。


一見不便そうだが、実は予約するとなるとある程度余裕を持った時間設定にする必要があり、
結局、その分拘束される時間が長くなってしまったりすることがある。


その日のスケジュール次第で、臨機応変に時間を変えられる方が意外に自由がきくというわけだ。


そして、結構評判がいいのか診察に来られている方も多く、院内は割と混雑しているんだけど、
非常にテンポよくシステマティックに患者さんを捌いておられ、それほどの待ち時間も発生しない。




その優れたオペレーションの要因の一つには、先生の手腕によるところがあると思う。


先生の話は論理的で明瞭で、それでいて機械的な感じもなくて温かみがある。


丁寧な言葉遣いで非常に納得感が得られ、無駄なく話が進んでいくのがとてもいい感じで、
この人の言うことは信頼してよさそうだなと感じさせられる。




先日久しぶりに行った時もその様子は変わってなくて、院内の混雑さとは裏腹にあっという間に自分の番が来て、診察も非常にスムーズに進んだ。


ひとまず今年も昨年と同じ薬で予防していきましょう、とすんなり方針もきまり、安心感を覚えたのも束の間。


診察台から立ち上がろうとした瞬間に、先生の口からとんでもない言葉が静かに発せられた。




「今年はねぇ。。。ヤバいですよ。。。飛散量の多い日は外に出ない方がいいかもしれませんね。。。」




複雑な気持ちで帰路についたが、ザワザワした気持ちが収まることはなかった。

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