僕は幸いなことに食物アレルギーもなければ好き嫌いもない。
と、これまでは言ってきたけど、実はどうしても食べられないものがある。
それが、豆腐。
なぜなら、食べると喉がめちゃくちゃ痒くなるから。。
この写真を見てるだけでも痒くなってくる。
それって大豆アレルギーやんって思ったそこのアナタ。そんな簡単な話じゃあないんです。
昔は何の問題もなく食べれてたのに、気づいたら食べれなくなってた豆腐。
後天的なアレルギーやん、って思ったアナタも甘いです。
納豆はバリバリ食べれるんです。
何を言うてんねんと思われるでしょうが、まだまだこんなもんじゃなくて
冷や奴は絶対にNGだけど麻婆豆腐は大好きで、豆乳やソイプロテイン飲料を口にすると気分が悪くなる。
麻婆豆腐に関しては、中華鍋で強烈に加熱する過程でアレルゲンとなるタンパク質が変性してアレルギー反応を示さなくなっていることが推測できる。
じゃあ納豆は?納豆菌が生成するナットウキナーゼという酵素があるが、それがアレルゲンを分解するのだろうか?
いや、でも酵素には「鍵と鍵穴の関係」と言われるように特定の物質のみを認識して酵素反応を引き起こすという特性があって、ナットウキナーゼはフィブリンという血液凝固にかかわる物質の分解に関わることが知られているから、大豆中のタンパク質を改質するはたらきはないんじゃないだろうか。
そこで、納豆と豆乳の製法の差に着目してみると、大豆を水に浸して煮るところまでは同じで、豆の方に納豆菌をふりかけて発酵させたのが納豆で、煮汁の方を濾したものが豆乳。さらに、なんとそれを固めたものが豆腐になるという!
ということは、大豆を煮る際に、僕の喉が痒くなる原因物質のアレルゲンは煮汁の方に移っているということなんだろう。
長年の謎がひとつ解消されたトーフの日(10月2日)でした。
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