日本の北東 シベリアとアラスカの間にアリューシャン列島があります。
その地域は嵐が吹きすさび、人間があまり近寄れない場所です。
そこに200~300頭のザトウクジラが集まります。迫力満点です。
メキシコ湾近くで生まれたザトウクジラが,冷たい海域まで北上するのは
体長5cmほどのオキアミが大量発生するからです。
まず100万匹ともいわれるオオミズナギドリが海一面に
オーストラリアの南タスマニア地方からやってきます。
海の下からはニシンが同じように食べに来ます。
そこへ体長15mちかいザトウクジラが現れます。
嵐が頻繁に発生し列島の森から大量のミネラル分が海に流れ
それによるオキアミの大量発生へとつながります。
食べるのに夢中のザトウクジラが浅瀬に乗り上げ息を引き取ります。
さっそく白頭鷲がたかります。熊もやってきます。いろんな小動物が
おこぼれをもらいに集まってきます。
大いなる地球の輪廻を感じます。
すべてのいきものが参加してると言っていいでしょう。
唯一人間という種類をのぞいては
人間は参加するどころかその地球の輪廻さえも壊してます。
地球にとって人間さえいなければ、ずっーとみずみずしい
青い地球でいられることでしょう。
命を惜しみ 金を惜しみ ちょっとした事にもオドオドする私
それなのに平然な風を装う私
さびしいね 人間って