昨日 NHKのプロフェッショナルという番組をみました。
左野勝治さん 69歳 15歳から父親のそばで仕事を始め
若い頃にヨーロッパに渡り 凱旋門やその他の石造建築を
見て回り 弟子入りしたりしてました。
日本に帰ってからは、古い石灯籠の修理等
国宝級の石造物も数多く手掛けているそうです。
また海外からも呼ばれ モアイ像やアンコールワットの修復
同時に後継者の育成にも力を注いでおられます。
山に行き切り出した石を運ぶ時、石と会話するそうです。
石をたたきながら元気なところ そうでもない部分を石に聞きながら決定します。
矢(石を割る道具)や鉄のみを使い力を加減しながら 石を切断していきます。
一日3000回以上ハンマーや金槌を振り上げる右手は左手に比べ
厚さは倍ぐらい 長さも2cmぐらい違います。
私の場合ビールを担ぐ右肩に毛が生えているぐらいです。
私も酒屋に勤めて40年になりますが道を究めるどころか
悩みまくっています。 人間そのものの違いなんですかねぇー。