先日、興味深いニュースをみた。
‘米SpaceX社は日本時間10月13日夜、次世代ロケット「Starship」の5回目の打上げ試験を実施。使用済みの第1段ブースターを射場の「箸」で回収する快挙を成し遂げた。’
何を言うてんねん??って思ったけど
要は、一度打上げたロケットが発射場に戻ってきて、それを発射台の「箸」様のアーム構造でキャッチした、ということらしい。
何のために??って思ったけど
ものすごい技術力であることは何となくわかった。
ちなみに、実際の様子がこちら。
たしかに箸でキャッチしてる。
従来のロケットは、飛んで行ってから帰ってくる際、飛行機みたいに機体から脚がでてきて地上に着陸するらしい。
ただ、Starshipは100人乗りにも対応する超大型宇宙船ということもあり、同じような構造では強度面で難しさがあったとのこと。
とはいえ、「じゃあ箸でキャッチしよう!」って発想は斬新すぎる。
この『箸キャッチ』方式により、脚が不要になった分、ほかの装備のためのスペースが広がり、
さらに、発射台に移動させる手間なく、再整備と燃料の再充填でもう一度打ち上げられることができるという。
その発想力と実行力には脱帽させられる。
この打上げ試験の前に、SpaceX社CEOのイーロン・マスク氏が発した言葉がとても印象的だった。
“The probability is uncertain, but it is above zero.”
「成功する確率はわからないが、ゼロ以上ではある。」
多分、本当に正直な気持ちなんだろうけど、いいメンタリティーだなと思った。
まずはその考え方だけでもマネしてみよう!
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