琉球泡盛 久米島の久米仙

今日は、yagisanです

今回は、沖縄本島から南西に位置する周囲48キロの小島で造られている

琉球泡盛の久米島の久米仙を紹介させていただきます。

伝統を受け継がれてこだわりの泡盛づくり

泡盛の特徴である「全麹仕込み」、「常圧蒸溜」といった素材の風味をありのまま

に感じて頂ける製造法を大切に、生きた醪と対話を繰り返し職人の手でじっくりと

時間をかけながら行います。こうしたこだわりも、すべて島の恵まれた環境との

共存のもとに成り立っているのです。

「泡盛の特徴」

➊ 原料米(インディカ米)

  泡盛の原料米は、タイ産の硬質米で長粒形のインディカ種です。
  タテ長のお米を3っに砕いたものを泡盛専用米として輸入し
  侵漬して洗米した後水分を切って蒸しあげます。この硬質米で
  なければ、泡盛の本物の味わいは生まれないのです。

➋ 黒麹

  泡盛は黒麹を散布してから製造します。約40時間で出来上がった
  麹は天然の湧清水と酵母を加えて発酵させて醪を造ります。
  この黒麹こそ「美酒の種もと」ともいうべきものであり、泡盛独特の
  風味や香りを生み出す秘密でもあります。

➌ 熟成―古酒(クース)

  蒸溜後、貯蔵タンクで最低数ケ月間じっくりと熟成します。
  久米島の久米仙では、この段階で製品毎の度数に調整し
  一定期間貯蔵を行います。初めはまだまだ味も若く荒々しい
  酒が、この熟成期間を経てまろやかで豊かな風味を持った
  泡盛になっていきます。

➍ こだわりの「天然湧清水100%仕込」

  久米島の久米仙の泡盛を造るうえで最も大切なのが、成分の
  ほとんどの割合をしめる「水」へのこだわりです。
  古くから地元の方々の生活水とされてきた宇江城岳の麗の地下から
  湧き上がる天然湧清水を使用し、限りなく自然に近い状態で製造を
  行います。このこだわりの全てが素材の旨みを引き出す特徴とも
  いえるのです。

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