おおかみこどもの雨と雪

昨日は株式会社なおかつの1日だけのお盆休み。

 

午前中は昨年他界された恩師の原先生の初盆のお参りに行き、お線香の煙の向こうの先生と久しぶりに話をしてきた。

 

奥様の話だとたくさんの教え子たちがお参りに来ているようで、原先生の人気ぶりを改めて感じた。

 

お参りをしてなんだかホッコリしてしまった午後、次男と映画に行こうかって話になった。

 

バスに乗って映画館に行ってみて 「海猿」 か 「おおかみこどもの雨と雪」の時間の合う方を観ようってことで出発。

 

いざ映画館に到着すると、外まで人であふれかえってるチケット売り場。

 

「うわっ!最悪や」 って一瞬思ったけど、午前中に仏壇に手を合わせ、そこまでの道中もバスでのんびり揺られた僕はなんか気持ちがゆったりしてて、気を取り直して最後尾に並んだ。

 

そしたらすぐに全く知らんおばさんがピンポイントで僕ら親子に近づいてきて 「隣の2階のチケット売り場はガラガラなんよ」 って言って通り過ぎて行った。

 

明らかに僕等に照準を合わせて近づいてきた時は、壺でも買わされるんかなってとビビったけどなんと親切なこと。

 

実際、隣の2階はガラガラですんなりチケットを購入。

 

この日、 観賞することになったのは 「おおかみこどもの雨と雪」

 

「さかやこどもの直人」が「おおかみこども」を観るっちゅうのもなんかの縁やな。

 

ただ、この映画も満員でスクリーンを見上げないといけない前から2列目の端っこの席に小3の次男とふたりでスタンバイ。

 

映画が始まってすぐに感じたのは、小学生が観ても面白くないんちゃうかなってこと。

 

 

案の定、ポップコーンを腹ペコの時の晩御飯のオカズくらい食べ始めた息子。

 

態勢を変えまくったりして落ち着かない。

 

 

 

じゃあ大人の僕はどうなんやって?

 

 

泣いてるがな~!!(T_T) 涙こぼしてるがな~!!(T_T)

 

メッチャ話が面白いとかじゃないと思うねんけけどなんだか泣けてねえ・・・

 

まあ確実に一つ言える泣いた理由は 「もらい泣き」。

 

息子の隣の女性が、ず~~~~~っとハンカチを眼に当てて泣いてはるねん。

 

それが視界に入るわけ。

 

映画観て10のうち7の感動が、その女性のおかげで12くらいまでいっちゃう僕の中の 「もらい泣きシステム」

 

おかげで映画館を出る時には気分スッキリ!!

 

ゆったりした気持ちは変わらず息子と二人で鴨川を歩いて帰った。

 

鴨川散歩、気持ちええよ!!

 

大文字山を見上げると今日の 「送り火」 の為の準備をしてる人たちが肉眼でも見えた。

今日も送り火を見てご先祖様に手を合わせますか。

 

あっ!映画はおもしろかったよ。

 

赤ずきんちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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