会長は糖尿のケがある。
毎日のパトロールと栄養管理と糖尿用インスタントコーヒーなどで健康診断での数値は問題ないんやけど
会長は糖尿のケがある。
先週、会長の(妻)紀美子がTVかなんかで糖尿病を患っている人や、糖質を控える必要のある人向けに
「低糖質コース」 というランチコースを用意しているフランス料理店を京都の岩倉に見つけた。
当然、情報を仕入れた直後に 「オトウサン、ココ行くえ~」 って言う(妻)紀美子。
2日もしたら 「オトウサン、アソコ行かんとアカンえ~」 って話が強制に変わってるのは当たり前。
そんな感じやから、予約からお店訪問までは超スピーディー!
行ってきましたがな 「フランス料理 低糖質コース」
当日、会社に(妻)紀美子がお迎え。
お迎えは会長んちの枯れ葉マーク付き高級トヨタロールスーローイスで!
ナンバーは会長が70歳の時に買ったから 「直ちゃん70歳」 の「70―70」
総糖質量14.5gのランチコース。
美味しいし満足できるんだな~!これが。
低糖質コースだろうがなんだろうがテンション高めの会長夫婦。
フランスパン用のバター。
会長はこれを見て 「???」
「これ、どうやって食べるの?」 って訊く。
「パンにつけるバターや」 って答える。
「あっそうか。このまま何もつけないで食べるんけ?」 って言う会長(^_^;)
「ちゃう!これになんかつけるん違ってパンにこれをつけるねん! バターや!これ!」 って答える。
何も言わず、ちょっとだけフォークですくってバターを直接食べる会長・・・。
「美味しい!」
なんでやネン (>_<)
フレンチのコースやから次から次へとバンバンお料理は出てこない。
せっかちの会長はツウィートしちゃった。
「俺、この店相性悪いわ。 ぜんぜん出てけーへん」 って。
それをきっちり聞き逃さない(妻)紀美子は怒り爆発!
お店の人が見えなくなった途端に 小さく鋭い声で会長に説教開始!
「なんであんたはどこ行っても行儀よくお料理頂けへんねん?どこも連れて行かへんえ」
あ~あ。会長怒られちゃった。
「俺の悪い癖やな~」ってよーわからん反省の弁を述べる会長。
怒られたことをどうにか取り戻そうと
「このコーヒー美味しいわ!」
てシラコイ(関西弁で「ずる賢い」的な意味)会長。
まあなにはともあれ美味しゅうございました。
この後レジの前で、マダムに20分くらい歯の浮くようなセリフでお料理を誉め続けた(妻)紀美子には京都の奥ゆかしさを感じました。