こんなのがあれば面白いなと思っていたことが実現しそうです。国内最高峰のトップリーグは今季、リーグ戦後に実施する順位決定トーナメントで同点の場合、最大10分の延長戦(サドンデス方式)を行い、それでも勝敗が決しない場合に「キッキング・コンペティション(KC)」を実施することを決まりました。
各チーム5人がプレースキックを蹴り合うという、いわばサッカーにおけるPK戦のラグビー版です。
僕は知りませんでしたが、KCはワールドカップ(W杯)でも導入されていました。、コイントスで「先攻・後攻」を決めた後、キッカーが22メートルライン上から順次PGを狙います。
位置は1人目がゴールポスト正面、2人目はポストに向かって左側の15メートルライン上、3人目は同右側の15メートルライン上からけり、4人目は正面に戻る。
5人終えて成功が同数なら、サドンデスとなるのはサッカーのPK戦と同じだが、決着がつかなければ11人全員に出番が来るサッカーとは異なり、キッカーは5人に限定されます。
日本ラグビー協会によると、これまで15人制の国内大会でKCはもちろん、延長戦も実施されたことはなくトーナメントの大会で引き分けた場合、トライ数、ゴール数の順に優劣をつけ、どちらも同じなら抽選で決めるのが通例で、決勝で同点なら両チーム優勝となっていました。
KCの急造キッカーが逆転ゴールを決めたりするとまた新たな面白さが出てきそうですね。