いま韓国で「ＭＥＲＳ」が大流行している（中東呼吸器症候群）とは、どんな病気？

ＭＥＲＳは、２０１２年に初めて確認された新たなウイルス性感染症（インフルエンザのように、ウイルスが原因で広がる病気）である。

主に中東地域（ＵＡＥ，サウジアラビアなど）で感染が広がっているため、この様に名づけられたようです。

原因となる病原体は「ＭＥＲＳノロウイルス」と呼ばれています。

２００３年に流行した重症急性呼吸器症候群・ＳＡＲＳ（サーズ）の原因となた病原体もコロナウイルスの仲間で、ＳＡＲＳとＭＥＲＳは異なる病気です。

主な症状は、３８度以上の発熱、せき、息切れです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。

感染しても症状が現れない人も多いのですが、免疫力が低下している場合、たとえば糖尿病、肝臓病にかかっている人などは重症化し

場合によっては死に至ることもあります。

どのように感染する？

ＷＨＯによると、主に感染源はウイルスに感染した動物や適切に処理していない食べ物、そして人間とされています。

どのような方法で感染するか、感染力はどのくらいなのかなど詳細はあきらかにされていませんが、これまでの調査では

集団生活をしている地域では感染が起こりやすいということが、解かってきています。

外出した後、人ごみに出て帰ってからの手洗い、うがいを徹底して行いましょう！