先日行われた、新生サムライブルー国際親善試合で、後半途中から出場した、ガンバ大阪の宇佐美貴史が満を持して登場した
19歳の時に召集がかかった時は、ピッチに立つ事が無かった。宇佐美にとっては、約2年4ヶ月ぶりに舞い込んだ日本代表入りである。
現在22歳、世界を見回せば、ブラジル代表のFWネイマールら、かつて年代別代表でしのぎを削った経験もある同世代に差をつけられた。
やっと、世界の彼らと勝負するための舞台に立つチャンスを掴んだ。
17歳でプロデビューして、19歳でドイツの名門バイエルンに移籍。
宮本、稲本など数多くの日本代表を輩出してきたガンバ大阪ユースでも「史上最高傑作」と呼ばれた。しかしドイツ移籍後は
そのキャリアはグランドで出す事が出来ずに、バイエルンでは出場機会をほとんど無く、翌年加入したホッヘンハイムでも目立つ結果を
残せずに、わずか2年間でドイツでの挑戦は幕を閉じた。
13年6月、当時 J 2のガンバ大阪に復帰すると、主戦場を中盤のサイドからFWに移した。
当時、ガンバ大阪の監督である長谷川健太監督が宇佐美のシュート技術を高う評価し「一番前で、その力を活かしたい」と判断したからだ。
13年夏以降はJ2で19試合で18億点、そして14年には公式戦37試合で21得点を挙げ、クラブ三冠獲得に大きく貢献した。
最後に、宇佐美本人が語っている言葉で「僕にはドリブルも、シュートも、パスもある」の中でも、一番(攻撃力が)あると思っている
巧みな緩急のドリブル、左右両足から放たれる正確なシュート、中盤でボールを受けてからのパスセンスは国内の一級品だと思います。
今後、ハリルジャパンで選手間のコミニケーションが取れていければ進化した、若き日本真のエースに育つのではないだろうか。
チュニジア戦で、後半の途中からピッチに立った宇佐美は今までとは別人のように攻撃に、守りに、勢力的に動いていて
本田、香川、宇佐美の三人で相手のディフエンス陣を何度か崩してチャンスの場面があった。
此れからの代表の試合が待ち遠しくなってきました。