元気 100歳 パートⅨ

更年期障害に備えましょう  その2

 

体の変化を知っておきましょう

閉経期前後にエストロゲン(卵巣ホルモン)が急激に減少すると、その分泌を促そうと卵胞刺激ホルモンがたくさん分泌されるます。

 

此の二つのホルモンのバランスが崩れると、自律神経のバランスも崩れやすくなります。更年期の自律神経の不調は、体がホルモンの分泌の

 

変化に慣れてくることでやがて解消されていきますが、それまでに生じるさまざまな症状を少しでも改善できるように、日常生活を工夫しましょう。

 

① 食生活の工夫   エストロゲンは、コレステロールの増加を抑えたり、骨量を維持する作用があるため、此れが減少し始める更年期は

脂肪異常症や骨祖しょう症、肥満に注意が必要です。コレステロールを多く含む動物性油脂を控え、カルシュウムを

多く含む食品をとるように心がけることが望ましいと、言われています。

 

② 楽しく運動を    更年期を迎えた心身に、継続的な運動はとても効果的です。肥満や骨祖しょう症の予防んも、自分の体力やペースに合った

続けられる運動をみつけてみてください。楽しく続けられる運動は、心のリラックスにもつながります。

 

③ 自分の世界を見つけましょう

家族とのコミュニケーションは常に大切なものですが、一方で、趣味を深めて資格取得の為に勉強したり

社会活動に参加するような 自分の世界 を持つことも大切です。

 

 

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