更年期障害に備えましょう その2
体の変化を知っておきましょう
閉経期前後にエストロゲン(卵巣ホルモン)が急激に減少すると、その分泌を促そうと卵胞刺激ホルモンがたくさん分泌されるます。
此の二つのホルモンのバランスが崩れると、自律神経のバランスも崩れやすくなります。更年期の自律神経の不調は、体がホルモンの分泌の
変化に慣れてくることでやがて解消されていきますが、それまでに生じるさまざまな症状を少しでも改善できるように、日常生活を工夫しましょう。
① 食生活の工夫 エストロゲンは、コレステロールの増加を抑えたり、骨量を維持する作用があるため、此れが減少し始める更年期は
脂肪異常症や骨祖しょう症、肥満に注意が必要です。コレステロールを多く含む動物性油脂を控え、カルシュウムを
多く含む食品をとるように心がけることが望ましいと、言われています。
② 楽しく運動を 更年期を迎えた心身に、継続的な運動はとても効果的です。肥満や骨祖しょう症の予防んも、自分の体力やペースに合った
続けられる運動をみつけてみてください。楽しく続けられる運動は、心のリラックスにもつながります。
③ 自分の世界を見つけましょう
家族とのコミュニケーションは常に大切なものですが、一方で、趣味を深めて資格取得の為に勉強したり
社会活動に参加するような 自分の世界 を持つことも大切です。