こんにちは
今回は、スポーツをされている皆さんへ先日私が西京極球技場でのJAFフットボールデーの講習勉強会で勉強したことを
少し書かせて頂きますので参考にしてください。
低ナトリウム血症=水中毒
皆さんは、あまり聞いた事が無いと思いますが、真夏の暑いときに熱中症が毎日のようにマスコミで取り上げられて誰もが知っている言葉ですが
低ナトリウム血症とは細胞中の水が過剰になることで起こり、軽症では無症状の事もありますが、倦怠感、吐き気、嘔吐、筋肉のこむら返りなどの
症状がみられ、重症になると肺水睡(肺に水がたまった状態)や脳浮睡(脳がむくんだ状態)から呼吸困難や意識障害などの症状がおこり
最悪の場合は死に至ることもあります。運動中に起こる低ナトリウム血症の原因はまだよくわかっていませんが、はっきりしているのは
事故を起こしたマラソンランナーがいずれも水を飲み過ぎてレース後に体重が増加している事です。走る速度が遅く、レース時間が長くなるほど
また発汗量の少ない冬のレースほど、そして体重の軽い(女性)ほど水が過剰になりやすく低ナトリウム血症の危険性が高くなります。
したがって、一流ランナーより市民ランナーに注意が必要であると書かれています。
決められた量の水を無理に飲み続けることは、是非避けなければなりません。
喉の渇きに応じて、適宣水分を補給することがすすめられます。それによって過剰な摂取にもならず、また2%以上の過度の脱水を
防ぐことが出来ます。
摂取する水として 5~15・Cに冷やした水を用いる 飲みやすい組成にする 胃にたまりにくい組成と量にする
以上で勉強会で勉強した中のほんの一部分を書かせていただきました。