兵庫県の山奥、「境村」 は祖母の産まれた村。
生きていれば100歳を越えているはずの祖母の弟が、その村で元気に暮らしているという。
さあ行ってみよう!
じゃ~ん!!
祖母の弟であり、僕のオヤジのオジサンであるんやけど僕のなんなのかはわからない
タムラマサヒロさんの登場です!
奥さんも元気だよ!
大正14年産まれのこのお爺さんとの会話。
爺 「あんた、だれじゃ?」
僕 「テル(祖母の名前)の孫です。直勝の長男です。」
爺 「なにしにきた?」
僕 「お墓参り」
爺 「それは素晴らしいことだ。先祖に手を合わすのは心が綺麗になる。」
僕 「そう!僕もそう思う!」
爺 「あんた、だれじゃ?」
僕 「んっ?」 「テルの孫です。直勝の長男。」
爺 横にいるオヤジを指して 「これはだれじゃ?」
なぜか僕が答える 「直勝です。テルの長男。」
爺 「ボーっとした顔しとるなあ。口閉じんとアカンでえ。」
直勝 「へへへ」
爺 「なにしにきた?」
僕 「お墓参り。」
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と、まあこの会話を延々と繰り返すわけやけど、これがなぜか邪魔臭くもなんともないネン。
お爺ちゃん可愛すぎておもろい!
どこか僕とも似てるのを感じるねんなあ。
そういえば話の途中から僕も言われた。 「ボケた顔しとるなぁ」って。
ポッカ~ンて口開けたお爺ちゃんに 「口開けるな」 って言われる快感 !
ポッカ~ン遺伝子万歳 \(^o^)/
この爺ちゃん、会話もイカしてたんやけど、気になったのが左手。
ず~っと懐中電灯握りしめてはんねん。
食事中も右手にお箸、お茶碗持つはずの左手は懐中電灯!
娘さんに訊くと、これは夜にトイレ行く時の為なんやて。
お爺ちゃ~ん、いま昼でっせ~。
とかってみんなで笑いながらも僕のオヤジは早くビールを呑みに行きたいから
「結びの言葉」 的な事を言い出す。
たしかに電車に乗り遅れるわけにもいかんから帰りましょか~っちゅって失礼したんやけどね。
とにかく日帰り弾丸旅行だったけど充実のお彼岸のお話でした。
≪オマケ≫
77歳の僕のオヤジのお爺ちゃんとお婆ちゃんの写真。
この二人がいたから僕がいる・・・
凄いわあ。
凄すぎる。