【roots】　ルーツ

１．物事の根源・起源

２．祖先。始祖。　「－をたどる」

 

 

先日、実家で学生時代に僕が使っていた学習机の引き出し部分を見つけた。

 

この引き出しを開けると中からは懐かしい写真がいっぱい。

 

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と、いつも楽しそうな自分の写真をニヤニヤしながら見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくニヤニヤした後、さらに懐かしい写真を探そうと、その引き出しの横に置いてあった段ボール箱を開けてみる。

 

すると中からは僕の知らない写真が出てきた。

 

でも、その箱に入っていた　「僕の知らない写真」　はどれも不思議と　「懐かしい気がする写真」　なの。

 

僕が産まれる前の両親の若い時の写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらには僕が小学生の時には他界した祖父と祖母の若い時の写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在７７歳のオヤジの７０年近く前の小学生時代の写真。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どの写真も僕が産まれるずっとずっと前に撮影されたもので、もちろん記憶のかけらもない。

 

だけどそこにあった写真はどれも　「懐かしい気がする写真」　やった。

 

なんでやろ？？？

 

それはおそらくそこに写っている人達の　「血」　や　「遺伝子」　が僕にも流れているからなんやと思う。

 

だからきっと祖父の祖父のそのまた祖父の写真を見ても同じ気持ちになるんやろうなあ。

 

日本史の教科書に登場することも無い僕の祖先やけど、その血と遺伝子は途切れることなく受け継がれてきたわけで・・・。

 

そしてこれからも受け継がれていくんかぁ・・・って僕にしては壮大な事を考えてた　（ホンマ壮大な話やと思わへん？　世の中の人すべてにどんなにたどっても途切れることのない歴史があるねんで！）　矢先、オヤジとオフクロがお彼岸のお墓参りに兵庫の山奥にあるオヤジの親の故郷へ行くって情報をGET。

 

普段なら　「いってらっしゃ～い」　って感じやけど、壮大なルーツに思いを馳せる今の僕はこのチャンスを逃すわけにはいかない。

 

「一緒にお供させてください！」って2人の日帰り旅行に割り込んだ。

 

つづく