富士山の頂上から9合目あたりまで降りたところで出会った、登りの途中で足を怪我して動けなくなっていたオジサンとその奥さん。
サントリーのラグビー部の仲間、約15人で担いで降りることになったってとこまで話したよねえ。
これ 「担ぐ」 っていっても 「抱っこ」 とか 「おんぶ」 とか 「騎馬戦の騎馬」 みたいな担ぎ方は到底無理。
だいたいオジサンの足に負担をかけられないねんから。
じゃあどうしたかって?
ここでプロフェッショナル登場!
出発から僕らを引率して下さった三浦豪太さんがすぐに指示を出して、僕たちのリュックの肩掛けに登山用の杖を2本通して急増の担架が完成!
さすがプロの登山家! カッコエエ~!!
おそらくこんな感じでつなげたリュックに杖を刺して取っ手を作ったんやと思う。
杖の端っこを4人で分担して持ったら後はオジサンを乗せるだけ。
「HEY!オジサン、乗っけてってやるよ! 乗りな!」
ってふざけた感じも9合目まで登ってきてあと1歩の場所で頂上を諦めないといけなくなったオジサンには通用しない。
オジサン、ガックリと足の痛みで今にも泣きだしそう。
奥さんも旦那の悲しい姿を見て泣きだしそう。
たのむわオジサン・・・担ぐのはいいけど暗~いのは嫌だよぉ。
「ラグビー大好き明るい僕ら」 は 「暗いオジサン」を励ます!
最初は励ましてたはずなのに、だんだんオジサンの凹み方がおかしくなってきてイジりはじめる明るい僕ら。
1人でも大変な富士山からの下り道をオジサン担いで、オジサン励まして、オジサンイジッて降りれるのか?
メッチャしんどかった。
あと1回だけこの続き書くけど、その題名は
「富士下山 withチョウシ乗っちゃったオジサン」
で終わるね~。