昔、「やす・きよ」の漫才に西川きよしが横山やすしの顔からメガネを外すと、横山やすしがメガネを外された状態で「めがね、めがね」と自分のめがねをさがすネタがあった。

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なおかつ会長は「やす・きよ」が二度と復活することのない今も一人でそれをやっている。

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誰かが会長のめがねを外すわけじゃない。

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自分で外したメガネをどこに置いたのかわからなくなるのだ。

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「いつもめがねはココに置いておきます」なんてモノを管理するようなヤワな男じゃない。

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いろんな場所にめがねを置く。

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社員の机、コピー機の上、車のダッシュボードの上・・・台所って時もある。

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そのたびに会長は「めがね、めがね」をやっている。

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「あっりゃ～！めがねないわ～！」ってパターンもある。

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でも見つからなかったことは一度もない。

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だっていつもものすご～く目立つ場所に置いてあるんだも～ん。

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そんな放置されまくりのめがねはレンズも汚れてる。

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老眼になるまでめがねを使ったことのない会長は手入れの仕方も知らない。

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鼻に掛ける部分もおかしな形に変形してる。

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でも平気。

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良く見えることが大事で掛け心地なんて会長には関係ねえ。

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そう、会長にとっちゃめがねなんて～～

♪そんなの関係ねえ♪

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