僕はいま、猛烈にピリピリしている。
なぜなら、今週末に大事な大事なラグビーの試合を控えているから。
しかも、コーチとしてではない。選手として、である。
あす9月13日(土)、昨年に引き続き京都大v同志社大のOB戦が開催される。
「たかがOB戦でそない本気にならんでも・・・」って思っているアナタ。
うん。まあ、間違ってないと思う。
僕も別に、その試合に勝った負けたでそこまで一喜一憂はしないと思う。
両校のOBが交流し、仲を深めることができればそれでヨシである。
ただぁ!!
ラグビーとは別の競技で「スクラム」っていう戦いがある。
本来、スクラムっていうのはラグビーの一部なんだけど、
スクラムを主戦場とする“プロップ”と呼ばれるポジションの人たちは、往々にして「ラグビー」と「スクラム」を切り分けて考える。
また、プロップという生き物は、OB戦だろうが本気のゲームだろうが、スクラムだけは負けたくないものである。
僕もまた、かく言うプロップのひとりである。
そして、同志社OB戦となると、「トイメン」という実際に組み合う相手のプロップは、弊社代表の中村直人である。
もちろん、中村は元日本代表であり、自分のキャリアは足元にも及ばないことは自覚している。
しかも、社長と従業員という関係であり、当然日頃はリスペクトをもって接している。
しかし!スクラムを組み合うとなればハナシは別である。
真剣勝負こそが、リスペクトの表現であると理解している。
ましてや、ぼくがなおかつに入社したキッカケとなったのも、8年前のOB戦で中村と組んだスクラムである。
プライドを持って本気でぶつかる以外の選択肢はない。
さらに、ここに至るまでの布石もある。
本来は、昨年にもこの対戦は実現する予定だった。
ただ、昨年は試合直前に中村が道で転倒し負傷したため出場を見送り、今年以降に持ち越しになっていたのである。
ということで、8年越しのスクラムバトルに息巻いていたら、なんと衝撃的な記事を目にした。
ブログのネタを探してドーン!
↑これは、一昨日の中村のブログ。
大事なところだけ抜粋・要約すると、
・鴨川を歩いてたら転倒した
・身体中が痛い
・OB戦出れないかも…(弱気)
まさか、2年連続同じ“やり口”で敵前逃亡するような人じゃないハズ。
ですよね?同志社OBの皆様!サンゴリアスOBの皆様!代表OBの皆様!
もし出場できなかったとしたら2年連続の不戦勝で、これはもう永久に勝利という扱いになってしまう。どうしても。
引導を渡してしまうのは忍びないけど、そういうことになってしまう。どうしても。
まあまあ、たぶんそれは杞憂だろう!
スポーツの鉄則に、自分にコントロールできることだけに注力する、ということがある。
スクラム対決があると信じて、今日も僕は首でも鍛えにいきますか~~~!
2年連続の不戦勝は永久勝利認定ってことでいいですよね?

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