京都新聞出版センターから8月中旬にサッカーJ1京都サンガの曺貴裁(チョウ・キジェ)監督の半生を綴った本が出版される
「曺貴裁という生き方 ~the Boss was born in KYOTO~」 大竹逸朗(京都新聞運動部記者)著
この本は2022年10月から約1年に渡り京都新聞社 大竹逸朗記者がチョウ監督本人や監督との様々な交流のある人達から丁寧に取材を重ねられて連載された記事が書籍化されるものである。
幼少時代からサッカーと家族や仲間達に囲まれ、愛されながら歩んできたチョウ監督の人生が余すところなく記されたこの本は楽しく、温かく、読めば勇気や元気をもらえる素敵な本になっていると思う。
高校時代からの同級生として8月の発売が待ち遠しいなかで、先日この本の出版記念イベントに参加してきた!
いやあ~実に面白く興味深くあっと言う間に時間が過ぎた。
KBS京都の梶原アナウンサーが進行役で質問形式でチョウ監督、奥川選手、宮本選手が答えていくスタイル。
もちろん今回の主役はチョウ監督なんだけど両脇を固めるふたりの態度によってはチョウ監督のキャラクターやトークの輝きが変わってくる。
結果。。。素晴らしい!
ナイスなふたりを選んだもんだと感心したわ(笑)
若いふたりの実力のある選手がチョウ監督をいじりながら持ち上げる。
笑いながらいじって、しみじみと持ち上げる。
今シーズンの京都サンガの好調はこういったチーム力の賜物なんだと思った。
名門!京都府立洛北高校時代、チョウ監督がサッカー部で僕がラグビー部。
競技は違えどいつも負けたくなかった。。少なくとも僕は。
大学に進んでも社会人でラグビーを続けた時もチョウに負けたくなかった。
だけど、チョウにも勝ち続けて欲しかった。
言ってることは矛盾してるけどそれぞれの世界で活躍出来たならすごく幸せだし、負けたくないって思い続けられる仲間がいることも幸せだといつも感じてた。少なくとも僕は(笑)
そしてお互い歳を取り、現在チョウ監督は好調の京都サンガを率いてるわけだけどそのサッカーにすごく共感を覚えるねん。
やってきた競技も違うし同じ指導者に教わったこともないんやけど、僕や僕の所属していたチームがラグビーで大事にしてきたことが京都サンガでも大事にされてるって感覚かな。
観客席のお客さんが観ていて楽しい試合。。。グランドの選手はとことんしんどいことをやり続ける試合。
どこからでも攻撃を仕掛ける。。。攻撃するためにはボールを相手から奪う攻撃的な守備が必要。
そのために日々の練習は走りまくりの強度あげまくり!
これなんやと思う!
このスタイルは積み重ねることでしか結果が出ないからすぐにはマネできないってとこがカッコいいねん!
だから僕は京都サンガを応援するねん!
ってなことで、サッカーの話は良しとしてトークイベント中に気になることが。
まずはチョウ監督の標準語。
ええねんで。べつにええねんで。そやけどさ、「故郷の京都に帰って来て」ていう言葉を言うならそこはほら。。。なあ?
まあこんなんはよくある事やからええんやけど、お客さんからの質疑応答で「負けた試合の夜は落ち込んじゃって気持ちが切り替えられないのですがどうしたらいいですか?」って質問に対する答え、あれはなんや?
「僕は気持ちなんて切り替えようとしないよ。だけど夜は一睡もできなくて朝まで寝れずにいると午前4時には海外サッカーの中継が始まるからそれを観て自分たちがまだまだだって感じるわけ」って答えたよね? それ
一睡もしてないわけないやん!すぐ寝るやん!寝たら忘れる思ってるやん!
それからこんなことも言ったよね?
「俺さあ最後にここに来てくれたみんなと応援歌一緒に歌いたいんだけどダメ? でも俺歌ったことないからさあ」
ぜったい歌ったことあるやん!現に全部歌ってたやん!このセリフも初めてちゃうやん!
全部ひっくるめて可愛いおじさんだね!
頑張れ!京都サンガ!
J1チャンピオンなってや! まあ僕は6,7回日本一なったけどね~
書籍「曺貴裁という生き方 ~the Boss was born in KYOTO~」8月中旬発売決定!

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