“超速”九州遠征

いまラグビー界で流行りの”超速”


今年からラグビー日本代表のヘッドコーチに復帰したエディー・ジョーンズ氏が、新生ジャパンが目指すスタイルを「超速ラグビー」と名付け、そのキャッチーなフレーズは色んな場面で目にするようになった。


その”超速”が日本ラグビー界の裾野まで広がっていることを実感した出来事があった。




先日、コーチを務める京都大学ラグビー部の九州遠征に帯同してきた。


年1回、九州大学との定期戦があり、交互にホストを持ち回りながら開催するため、2年に1度の九州遠征となる。




京大ラグビー部にとって、この2年に1度の遠征はとても重要な位置づけとなる。


というのも、九州には「新学校 かつ ラグビー強豪校」とされる高校が数多くあり、リクルート活動の面では人材の宝庫である。


そのため現役部員とOBが連携して、試合前日までに九州入りし、多くの高校をリクルートで回るという活動をしている。


実際にその活動がキッカケで京大を意識するようになり、九州を飛び出して入学してくれる学生もいるので、非常に重要な活動である。




九州遠征の意義はそれだけじゃなくて、九州・福岡といえばグルメの町としても知られている。


もちろん、京都にも美味しいお店や学生にやさしいお店はたくさんある。


でも、折角の遠征で地の文化に触れるというのも、非常に重要なことだと思ってる。


とってもベタかもしれないけど、中州や天神でもつ鍋を食べながらお酒を飲み、〆に屋台でラーメンをすすったりするというのも一度は体験しておきたい。


ちょっとオシャレに「メガネコーヒー&スピリッツ」(※弊社顧問タケさんがやっている天神の屋台)でコーヒーや蒸留酒を嗜むなんてのもいいかもしれない。


思い切って少し足を伸ばして、別府温泉まで行ってしまうことだってできるだろう。


いくらでも娯楽があって、どれだけ時間があっても足りないように感じる。




そんな風に妄想を膨らませながら迎える2年に1度の九州遠征。


2年前は既に部の予算が底を尽きており、監督以外のスタッフは京都でお留守番だったので


満を持して迎えた4年ぶりの九州遠征のスケジュールがこちら!




7:00 – 12:00 移動(京都→福岡)
12:00 – 17:00 試合
17:30 – 18:00 アフターマッチファンクション
18:00 – 23:00 移動(福岡→京都)・帰宅




超速すぎるやろ💦


折角の九州を日帰りて💦💦


しかも昼食はセブンイレブンのおにぎりで、夕食は博多駅のホームで買った駅弁て💦💦💦


九州の「きゅ」の字も感じることなく京都に帰ってきてしまった・・・。




さらに、グラウンドは新しくてとてもキレイだったんだけど、


ほぼ山のてっぺんにあって、併設されている風力発電のプロペラがまさに”超速”で回転していた。





当然、それだけの強風が吹きすさぶグラウンドで、空中のボールの軌道は大きく変化するわけで、ラグビー場と風力発電は両立しないと改めて実感した。




しかも、街中からは離れた場所にあるので、18時のバスに乗らないと最終の新幹線に間に合わないという時間制約があり、


アフターマッチファンクションも、自分が経験した中で最短の30分という超速ぶりだった。




という”超速”を凝縮したような九州遠征2024でした。




最後に


九州大学さん


今年も定期戦とアフターマッチファンクションをご準備いただき、ありがとうございました!


でも・・・次回からはどっか街中でグラウンド借りれませんかね・・・?


もう少しだけ、ゆとりがあるといいなあと思った次第なんですが・・・。


何卒ご検討よろしくお願いいたします・・・笑

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