いよいよ12月に入り、今年も残すところあと一ヶ月となった。
よく言われるように、12月は別名「師走」とも呼ばれる。
この「師走」とか「睦月」とか、1月から12月までそれぞれにつけられた呼び名は『和風月名』というらしい。
このように日本には季節に言葉をつける風習があって、
ほかにも立春の前日を表す「節分」や、うなぎを想起させる「土用」など、『雑節』と呼ばれる季節の移り変わりの目印となる言葉もある。
同じような性質のものに『二十四節気』というものがある。
これは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、
太陽の日長変化や地球に届く太陽の光量に関わる暦である。
「立春」や「夏至」や「秋分」などは二十四節気の一つで、今でもよく馴染みがある。
北海道に「厚岸蒸溜所」というジャパニーズウイスキーを造る蒸溜所がある。
スコットランドのアイラモルトのようなウイスキーを日本でも造りたいという創業者の想いで立ち上げられた蒸溜所である。
この蒸溜所からは2020年2月に初のシングルモルトがリリースされたが、
同年の10月に発売した「厚岸 シングルモルトウイスキー 寒露」を皮切りに、二十四節気の名を冠した「二十四節気シリーズ」というものが不定期で販売されており、非常に人気のあるシリーズとなっている。
Whisky Loverとしては、そのリリースを常に気にかけているが、
ウイスキーそのものだけじゃなく、二十四節気の名前がなかなか興味深い。
そこで、(名前が)気に入った厚岸二十四節気シリーズBEST3を紹介したいと思う。
第3位:清明
なんだか人の名前みたいで面白い
第2位:啓蟄
けいちつって読むらしい。はじめて聞いた
第1位:霜降
美味しそう。と思いきや「しもふり」じゃなくて「そうこう」だった衝撃で1位
24本すべて揃ったら改めてBEST3(完全版)を発表したいと思います。
乞うご期待!
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