近鉄電車

先日、ラグビーの解説の仕事を頂いて花園ラグビー場へ行ってきた。



僕の自宅から花園ラグビー場のある近鉄東花園駅へ向かうには概ね2つのルートがある。



ひとつは京阪出町柳駅から京橋でJRに乗り換え鶴橋まで行き、そこから近鉄で東花園駅まで行くルート。



もうひとつは鞍馬口駅で京都市営地下鉄烏丸線に乗り、京都駅から近鉄線に乗り換えて西大寺経由で東花園駅に行くルート。



最近では出町柳から京阪を利用するルートが便利に感じていたけれど、学生時代は京都駅からの近鉄を利用するルートがお決まりだった。



学生ながら試合に向う時は気持ちをアゲたくて京都駅から西大寺までの30分を500円の別途料金がかかる有料特急に乗り、当時は乗車したらすぐに配られていた紙おしぼりに優越感を感じながら花園ラグビー場に向かったことを思い出す。



今回は解説の仕事と言えど、酒屋の僕にとっては試合以上に緊張しながらも成果を挙げないといけないミッションなので学生時代の懐かしい縁起担ぎルートを採用してみた(笑)



久しぶりの近鉄特急は変化を遂げていて伊勢志摩に向う特急には通常の「レギュラーシート」に加え「サロンシート」と「デラックスシート」が完備されていた。



サロンシートは団体専用だったので僕に与えられた選択肢はレギュラーシートかデラックスシートの二択!



「僕は大人だぜ!だから値段を見てシートを選んだりしないんだぜ!」って雰囲気を出しながらチラッと値段表をチェックする(^^;)



レギュラーシートが520円、デラックスシートが730円。



この差額なら当り前な顔をしてデラックスシートを購入できるやんか!



ってなことでデラックスシートで西大寺まで行く。





紙おしぼりのサービス無くなってた(._.) 



だけど最近の京都や奈良の観光客の混雑っぷりや京都駅の人ごみを考えるとデラックスシートは空いていて快適な時間を過ごさせてもらった。



で、学生時代と同じルートを使いたくて西大寺から石切駅まで準急で行き、石切駅で各駅停車に乗り換えて東花園を目指すことにする。



縁起担ぎ大好きオジサンな僕にとって駅での過ごし方も大切な縁起担ぎになる。



学生時代を思い出して石切駅では勝負ドリンクとしていた「瓶のコーヒー牛乳」を売店で買って、グイっとイッキに飲み干して景気付けてから解説に挑むことをイメージして降り立った石切駅。。



売店が無くなってた(T_T) 



瓶のコーヒー牛乳もありゃしねえ。。もうダメだ。



こんな気持ちで解説なんて出来やしねえ。



って凹みそうになったけど、縁起担ぎに振り回されない大人になった僕はどうにか心を込めて解説の仕事をやり遂げることが出来た。。と思う。



売店もコーヒー牛乳も無くなっていたけど、懐かしいルートでの花園ラグビー場への旅は一生懸命にラグビーをして、必死に試合での勝利を目指していた時代を思い出させてくれたわ。



近鉄の車窓から見える景色にもグッと込み上げるものを感じたな~。



時々はこのルートを使おうっと!



追伸!!!

近鉄の皆さん、電車の中の温度が東南アジアの雨降りの日くらい暑かったのですが(想像)、もうちょっとだけ下げて頂けないでしょうか。

贅沢は言いません。もうちょっとだけ。

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