惜っしい~な~

株式会社なおかつは酒屋。



まずはお詫び(笑)



僕たちの会社は朝早くから音を出す。



トラックの音や荷物の積み下ろしの音、ビール瓶が触れ合う音、メンバーのしゃべり声。。。



そやねん、静か~なご近所の住宅街をひと際賑やかにしてしまってるねん(^^;)



ご近所の皆さんごめんなさい。



でもね、営業の日は誰かが必ずいるってことが防犯や迷子なんかの役に立ってはいるんだと思う。



何度か倒れてる人を助けたこともあるし、なんどか警察の捜査に協力したこともあるんやで。



で、つい先日の話。



僕がひとりでお留守番をしていると玄関に高齢の女性が立ち止まってすごく困った表情をされてるのに気付いたの。



具合でも悪いのかなって心配しながら「どうされましたか?」って訊いてみる。



「道がわからなくて・・・」とおばあちゃん。



「前にも来た事あるのにわからなくなって。(アケボノアパート)ってところに行きたいんだけどこの辺だった気がするんです。」って言葉を聞いて、もしかしたら認知症で迷われてるのかなって気になったけどもう少しお話を聞いてみることにする。



「ほかに覚えてられることありますか?」と僕。



「出町柳駅から真っすぐに歩いて突き当りだったような」とおばあちゃん。



認知症で迷子になってられるわけじゃなさそうな受け答え。



それならばおばあちゃんの家族の連絡先を探すよりもアケボノアパートをさがさなきゃ!



地図を開ける僕。



この場所で生まれ育った僕の頭の中で「突き当り」で思い浮かぶのはなぜか一つだけ。



おばあちゃんの記憶の「突き当り」と僕のその場所が同じだと信じて「アケボノアパート」を探す。



無い・・・



おばあちゃん、残念ながら無いわ「アケボノアパート」(T_T) 



って思ったその時、地図上に僕の脳みそがフワッと引っぱられるような文字が。



すぐにはつながらなくて「?」と「これやん!」みたいな感覚が同時に湧き上がる不思議体験!



上の地図見てフワッと来る人いるかな?



そやねん!おばあちゃんの目指してるのは「アケボノアパート」



僕が引っ張られたのは「ヒノデハイツ」!!



おばあちゃんに言う。



「もしかしてヒノデハイツですか?」



「あ~~~!それです~!」ってことで一件落着!



突き当りにあることも大正解!



いや~惜っしいな~!



「ヒノデ」と「アケボノ」、「アパート」と「ハイツ」



おばあちゃん、ほぼほぼ正解やで!わかって良かったね!



あっ、ちなみに「日の出」の少し前の明るくなり始める時間が「曙」なんだって!

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