DOMAINE DES HAUTES GLACES

ドメーヌ・デ・オート・グラス


って読むこいつは、10月から新発売されたフランスのウイスキー。


「フランスでウイスキー?ワインじゃなくて??」って思うけど、実はフランスは世界3位のウイスキー消費量を誇るウイスキー大国。(ちなみに1位はインドで2位はアメリカ)


販売してるのは『レミー・コアントロー』というフランスの会社で、リキュールやスピリッツ、ブランデーなどのブランドを多数保有しており、スコットランド・アイラ島には『ブルックラディ蒸溜所』を持っている。




ブルックラディといえば、スコッチではじめて『テロワール』という概念を導入したことで知られている。


テロワールとはワインの世界でよく使われる言葉で、ブドウ畑を取り巻く自然環境がワインの個性や品質に大きく影響するという考え方である。


ブルックラディでは、スコットランド産・アイラ島産の大麦にこだわり、その個性を発揮してきた。


ドメーヌ・デ・オート・グラスにおいてもその概念は重要視されており、穀物からボトリングまでを手掛ける農園蒸留所にて、地元農園が持続可能な輪作で育てた大麦やライ麦、スペルト小麦からEU認証を受けたオーガニックウイスキーが製造されている。




商品ラインナップも面白くて、いわゆるシングルモルトに加えて、ライ麦麦芽100%で糖化・発酵・蒸溜をおこないステンレスタンクで熟成させたもの(樽じゃないので透明!)、
更には日本限定の2アイテムは『エピステーメR16P24■』と『エピステーメR16P24●』という末尾の記号のみが異なる名前がつけられている。


この2つは、いずれも原料はライ麦麦芽100%で、全く同じ条件で糖化・仕込・発酵・蒸溜をかけ、Exコニャック樽で同期間熟成させている。


じゃあ何が違うのかというと、使用するライ麦の区画のみが異なるということらしい。


何だかいかにもフレンチっぽい考え方で、ウイスキーに新しい概念が持ち込まれたような感じがする。




ボトルもオシャレだし、味わいも良くて、これから注目されていきそうなう予感がする『オート・グラス』。


弊社でも取扱い予定なので、興味のある方は是非お問合せ下さいませ!

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