先日、Amazon Prime Videoで映画「MIB」を一気見した。
しょっちゅうTVでも放送されているが、地球上に棲むエイリアン達を監視する最高機密機関MIBの活躍を描くというSFアクションコメディで、あまり緊張感もなくて1本90分くらいの長さなので、家でゴロゴロしながら見るには丁度いい気楽さの映画だった。
『ニューラライザー』とは、この映画に出てくるアイテムの一つで、ペン型の機械の先端にライトがついており、その光を見た人間から記憶を消去できるというもの。
劇中では頻繁に登場するとても重要なアイテムで、エイリアンなどを目撃してしまった一般人の記憶を消し、その存在を隠すために使われる。
シンプルだけど面白い設定だなあなんて漠然と思ってたけど、数年前に衝撃的なニュースリリースをみた。
まさかのニューラライザーを現実にしてしまったというもの。
さすが京大。
しかも”Science”という、ものすごく権威のあるジャーナルに掲載されていた。
本来は睡眠と記憶の関係を解明するための研究だが、その過程で光照射による記憶消去の手法を開発したということらしい。
科学の進歩というのは技術や手法の発展に伴うものだが、SF映画の世界を現実にしてしまうとは何ともロマンを感じさせられる。
20年後にはさらに色んな想像(妄想)が現実になっていると思うと、ワクワクが止まらんですね~。
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