改めてウイスキープロフェッショナル試験を振り返る

届きましたよ~。“プロ”のバッジが。


やっぱプロになると光り方がちゃいますわね~




なんて言ってたらふと試験のことを思い出して、公式サイトを見てみると、、、


載ってました!今年のテイスティング試験の解答が!


ということで、若干記憶が曖昧だけど、思い切って答え合わせをこのブログでやっていきたいと思います。




まず初めに、テイスティング試験がどういうものかを説明すると、
4種類のウイスキーがグラスに注がれた状態で配られ、それぞれについてテイスティングをして、以下を回答する。


1.外観特徴 :色調、清澄度、粘性の程度を評価
2.アロマ【香り】:約100のカテゴリーの中から感じ取れるものを選択
3.フレーバー【味わい】:飲んだ時の印象や味の特徴、樽のニュアンスやピート感、熟成感、余韻の程度等を評価
4.アルコール度数、熟成年数を予想
5.種別、地域:スコッチorバーボンorジャパニーズなどを予想
6.香味特徴やおすすめの飲み方等について自由記述
7.ブランド名(銘柄)を予想


これを1時間の制限時間の中で4種類全てやらないといけない。


ごまんとあるウイスキー銘柄をドンピシャで当てるのはかなり難易度が高いので、香味特徴が正確に捉えられ、表現できているかというところが大事みたいだけど、、やっぱり銘柄も当てられるなら当てたい。


ということで、早速答え合わせ!


■サンプルA
志村回答:シングルグレーン富士
正解:サントリーオールド


早速、ブレンデッドとグレーンを間違えてる…(苦笑)
たしか、アロマにバニラのニュアンスを感じ取り、多少の穀物感とともに、口当たりの甘さと余韻でも甘さを感じたけど、バーボンらしい香りやパンチはそこまで感じられなかったような。
さらに、若干の熟成の若さからくるアルコール感からか少し度数が高めに感じられてしまい、そこでジャパニーズのグレーンウイスキー富士に舵を切ったのかと。ん~、ここの見極めは難しかった。




■サンプルB
志村回答:グレンフィディック12年
正解:グレンリベット12年


これはニアミス。華やかな香りから、おそらくスコットランド・スペイサイドのシングルモルトだろうと予想。味わいもフルーティでスムースで熟成期間も10年ほどと推定。この時点でフィディック12年かリベット12年の2択まで絞り、スモーキーさの強度からフィディックを選んだものの…。また両者を飲み比べてみなければ。




■サンプルC
志村回答:フォアローゼズ
正解:ジムビーム


バーボンであることはほぼ間違いなく、比較的クセも少なくフローラル・ハーバルな印象を感じてローゼズと回答したような記憶が微かにある。
ところで、Aのオールド(サントリー)を富士(キリン)、Cのジムビーム(サントリー)をローゼズ(キリン)と答えてしまうあたり、まだ潜在的なキリンへの愛社精神が垣間見える。




■サンプルD
志村回答:アードベッグ10年
正解:アードベッグ10年


ようやくここでドンピシャ!これはピート香・ヨード香からほぼ間違いなくアイラだろうと予想。色調やフレーバーから、まあ自信をもってアードベッグ10年と回答することができた。銘柄を当てることが目的ではないけど、1つでも当てられたのは良かった。




ということで、概ねの方向性は大きく外していなかったものの、もっともっと色んなウイスキーを飲んで、表現して、経験知として蓄えていくことが大事だな~と改めて思った次第。


プロの名に恥じぬようこれからも精進して参ります。


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