先日子供の弁当をつくることになった。
初めてのことだ。
いつもは嫁さんがしてくれているのだが今日だけは
私の担当となった。
とはいうもののおかずも決まっていてちょっと炒めて
詰めこむだけの簡単なものにしてくれているので
楽勝のはずだった。
それが良くなかったのだろう。
少し手を加えたくなってしまったのだ。
この弁当箱の中に親父の痕跡というか、爪痕の様なものを少しだけでもいいから詰めこみたくなってしまった。
考えたあげく『白ご飯』を『炒飯』にすることにした。
いざ詰めこんでみると意外にこれが難しい。
今日に限ってパラパラに仕上がった炒飯がとても食べにくそうやし、
炒めた野菜や肉からは汁が、出てきているし
おかずの区切りもうまくいかない。
全部ごちゃ混ぜになりかけそうなのをアルミホイルで
強引にわけていれこむ。
彩りもわるい。
こんなことになるなら白ご飯のほうが色も、
良かったのでないか
でももう遅い。時間も迫ってきているので
これでいくしかない。
見事なまでの『茶色い』弁当が出来上がった。
とても不安だったが美味しかったらしいので
ひとまず安心。
栄養と満腹と彩りを考えて作らなあかん弁当って、
ほんま大変やな。
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