報せは不意に訪れる

報せというのはいつも不意に訪れる。


忘れた頃に届くこともあれば、全く予期せぬタイミングで届くこともある。




5月某日、僕と山口(哲)さんは新大阪にいた。


とある試験を受験するためである。


その試験とは、ウイスキー文化研究所が主宰するウイスキーコニサー資格認定試験の第1段階「ウイスキーエキスパート」。


実は、(株)なおかつから今年、この二人がウイスキーエキスパートの資格にチャレンジした。




特に口裏合わせをしたわけではないが、何となく不文律で二人とも本ブログでその話題には触れてこなかった。


なぜなら、受験します(あるいは、受験しました)と公言したその瞬間に、当然結果についても報告する義務が生じるからである。


一応それなりの対策と勉強時間が求められる試験であり、保険をかけたくなる人間心理については理解していただけるかと思う。


ましてや、哲さんは(株)なおかつのブランドマネージャーであり、僕は入社半年のぺーぺーとはいえ京大卒の肩書がイヤでもひっついてくる。


もし万が一があればちょっと格好がつかないという想いが、それぞれにはたらいていたのである。




試験は5月下旬に実施された。


その試験会場において、合否結果は6月下旬に郵送にて通知しますというアナウンスがあった。


「まだ3週間もありますよ」「焦らすよね~」なんて会話を毎日のようにしていた。


とはいえ、心の中でまだ先の話だという感覚もあったのだろう。


受かってたらあーするだのこーするだの、嬉々として想像の世界の話で盛り上がったりもしていた。


そんな折に、突然一通のメールが届いた。





なんと予定より早く合否通知が発送されたというのだ。


急に通告が眼前に迫ってきた。まさに不意打ちを喰らった感覚である。


いや、発送の連絡があっただけまだ良かったのかもしれない。


いずれにせよ、合否結果は既に出ていて、直に手元に届くのである。




手ごたえはどうかと聞かれても、「わからない」としか答えようがない。


合格基準が明示されているわけでもないし、自己採点ができる類の試験でもないからだ。


兎に角、やるだけのことはやった。あとは「人事を尽くして天命を待つ」のみである。




おそらく、本日には家に合否通知が届いているであろう。


そして明日のブログ当番は山口(哲)ブランドマネージャーである。


念のため言っておくが、このブログは基本的には「何を書いてもいい」ルールなので、ブログの内容を他人が指定することはできない。


読者の皆様におかれては、過度な期待はせず、気になる方はこっそり明日も覗いていただけたら幸いである。


「いい報せ」であることを祈りつつ。。。

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