そんなこんなで会長と僕は金沢に到着してお寿司前のアイスコーヒーも味わって、いざ「小松弥助」さんへ!!
1日3回転のみの営業はすべて予約でいっぱい。
僕たちは11時半からの1番目の席に着く。
カウンターに座って目の前で握られるお寿司を頂きたかったけど今回はテーブル席の予約。
店内はものすごく気持ちの良い空気が流れ、ご挨拶をしようとカウンターの内側で仕込みをされているおやっさん(大将)の方を向くと、そこからは数人の職人さんとおやっさんから発せられる柔らかいんだけれどビンビンに研ぎ澄まされた緊張感のような、「オーラ」って言葉がしっくりくる何とも言えない心のしびれを感じる。
しっか~し!
僕の父ちゃんにそんな感覚はないのであ~る。
だから席に座るなり80歳の父ちゃんが87歳のおやっさんに声を掛ける。
直勝:「大将!お元気でんなあ!」
大将:「お父さん(直勝)おいくつですか?」
直勝:「わたし81になりまんねん。(ほんとは80歳なのに逆サバ読みをする)」
大将:「まだまだお若いねえ。僕が元気なのはこうやってたくさんの人たちとの出会いがあって心を込めてお話するからなんだよ。」
直勝:「そうどすなあ。その通りですわ! ほな、ビール頂けまっか」
こらっ!なにが「ほな」やねん(-_-)
でも今回の旅は会長の自由に口を出さないって決めてるから何も言わない(^^)/
ということで贅沢にプレミアムモルツが運ばれてくる。
そして、二人で乾杯し終わると会長がおやっさんに声を掛ける。
「大将!お元気でんなあ!」
・・・このセリフ、お寿司が出てくるまでに3度も言っちゃった(^^;)
お寿司の写真は撮らなかったけど、会長が何とも言えない表情で美味しそうにお寿司を頂くのを見てるのは嬉しかったなあ。。。
ただ、運ばれてきた時に教えてもらう「そのままでお召し上がりください。」とか「軽くお塩でお召し上がりください。」とか「これはお醤油で!」とかってアドバイスを完全に無視する。っというかまったく耳に届いてない。
「これは塩で頂くねんで。」って僕が教えても「塩は体に悪いから付けへんねん。」って言いながら、醤油をたっぷりつける(^^;)
でもやっぱ、今日は何も言わないって決めてるから言わない。
っちゅうか、ほんまにほんまにほんまにほんまに、とにかくとにかくとにかく美味しい!!
ずっと食べていたかった。
でも、お腹も膨れるし、帰る時間も近づいてくる。
名残りを惜しんでいる僕に会長が訊く。
「京都帰ってどこに飲みに行く?」
せっかちもここまで来たらおもしろい。
最後はおやっさんとも握手して元気をもらって、久々の最高の笑顔で京都に帰りました。とさ
醤油のつけすぎで乾燥するクチビル(^^;)
リップは必需品よ!
早く呑みに行きたくて京都駅まで待ちきれずに列車が滋賀県を走っている時からデッキで到着を待つ。
やっぱりお墓は数えてた!
エエ顔してまっせ!
また行こうぜ父ちゃん!
京都で呑んだら最後はこんな感じのゴキゲンさんでした。
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