立場が変われば話す内容も変わる。
10数年前にはサントリーのラグビー部でチームメイトとして共に汗を流し、優勝を目指して一緒に頑張っていたんだけど、僕が酒屋になったことで今では(営業マン)× (得意先)という関係になった仲間がいる。
昨年の春にもこのブログで紹介した、僕の花粉症を劇的に改善してくれたことでも有名な森岡掲示くんがその人。劇的花粉症改善のお話はコチラ
〈右側が森岡刑事くん〉
この森岡京滋くんは現在、サントリーさんの営業マンであり(株)なおかつの担当として大変お世話になっている。
そんな彼が新年を迎えた先日、「(株)なおかつ様 2018年年初商談会」 とかって大層な題名の分厚い資料を持って上司と一緒にやってきた。
上司と一緒のせいなのか、慣れない分厚い資料のせいなのか、森岡慶事くんはいつもと違って少し硬い表情。
そして、僕からの「500秒で終わらせてくれ」という切なるお願いを完全に無視して小一時間のプレゼンを始めちゃった(^^;)
「え~、まずは昨年ですねえ、え~っと昨年はですねえ、え~~~っと大変お世話になり、え~ありがとうございました。」
みたいなトーンで得意先である僕に語り始める。
このプレゼンを簡単に言うと、今年のサントリーさんの取り組みと(株)なおかつへの一年間のお願いを発表する時間なわけで。
普段使いなれない言葉を頑張って駆使しながらプレゼンは進んでいく。。。というか、分厚い資料のページはめくられていく。
というのも、やたら語尾に 「〇〇〇〇っという形です。」をつけるからそれが気になって気になって内容は入ってこない(^^;)
そんなこんなで僕のお願いした500秒をかなり通り過ぎたころに敏腕営業マンの「刺さるトーク」が炸裂した!
「新聞やメディアでも発表されているように今年のプレミアムモルツは「こだわりの注ぎ方」から作られるクリーミーな泡を「神泡」と称して大々的にプロモーション活動を展開していきますのでご期待ください!」
っていうのが正解だったと思うんだけど敏腕営業マンの「刺さるトーク」は違う!
「え~、今年のプレミアムはですね、え~っとですね、やはり。。。あっ、プレミアムモルツはですねえ、まあ昔からですね、泡にこだわりを持ってまして、え~っと、今年は特にですねえ、神っ、カミッ、カッカカ、え~「カニ泡」でいくという形です!」
って言い放っちゃった(^^;)
森岡KGくん、カニ泡って全然クリーミーじゃないで。
シャバシャバの美味しくないビールの泡のことやんか。
あかん、完全にハートに突き刺さったわ!
だから500秒で止めとけって言ったじゃん!
でも、そんなおっちょこちょいが好きやで。これからもよろしくね、森岡軽自くん!
ええか!今年のプレミアムモルツは「神泡」やで!!
ほんじゃまた一緒に飲みに行こうね♡
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