スコットランドのアイラ島にあるラフロイグ蒸留所の”ラフロイグ クオーターカスク”
強烈な正露丸と煙のような香りが香ばしく、普通のウイスキーでは物足りなくなるくらい癖になります。
なぜこんなに強烈な香りになるかというと、製造工程で麦芽を乾燥させるのですが、この時にアイラモルトを製造している蒸溜所の多くでは、燃料として乾燥させたピートを焚きます。
このときに麦芽にピートの煙が存分に浸透し、正露丸の香りが生み出されます。
さらにクオーターカスくは通常のシェリーバッツは480リットルあるのですが、名前の由来でもある、4分の1サイズの小さい樽(127リットル)に入れ替えて熟成させます。
小さい樽で原酒と樽材が接する面積が増すことで熟成が早まります。
それをさらに波しぶきがかぶるほど海沿いにある貯蔵庫で熟成させるので、潮の香りもつき香り豊かなウイスキーになります。
アイラ島の全ての良いところを凝縮したようなアイラモルト。この風土から生まれた個性的な味はたまりません。
最近のコメント