酔拳も使えない、配達も出来ない・・・

今から40年以上も前にヒットしたジャッキー・チェン主演のカンフー映画。



今見ても面白い名作やと思う。



ソカシって名の酔っ払い師匠に酒を呑めば吞むほどに強くなる拳法「酔拳」を教わるジャッキー・チェン。

ひょうたんに入った酒をラッパ飲みしてフラつきながら酔拳のポーズをキメるシーンは小学生時代によく真似したことを思い出す。



時を経てお酒を呑むようになり、酔っぱらう事を経験してからは「酔拳」のように呑めば呑むほどに強くなるなんてありえないことを知った。



株式会社なおかつに皆から「ヤンマー」と呼ばれる山本禎昭という男がいる。



ムッキムキの身体を誇り、その肉体を維持するために我流のヘンテコ健康法を実践したりする株式会社なおかつの「ヘンテコ担当」だ。





彼はムッキムキだけどお酒にめっぽう弱い。。



今年だけで2回も毎朝実施しているアルコールチェックに引っかかり運転許可が下りず、その度に内勤の山口哲也がスクランブル出動するという失態を犯している。



おとといの夜、一緒に食事しながら呑んでる時に彼は僕に言ってきた。



「2度も迷惑かけているので3度目は許されません。しっかりとコントロールしてお酒を呑むようにしてるのです。」と。



そして20時には颯爽と家路についたのだ。



失敗したら反省して次の成長につなげる。。そんなヤンマを見て頼もしく感じた翌日の夜。



滅多に無い事なんだけど2日連続で一緒に呑みに行くことになった。



もちろん今夜も自分を律して颯爽と家路につくものだと思っていた。



違った。。。



ハイペースでヘロッヘロになっていく姿を見せられた(>_<) 



ヘッロヘロになりながら自分の手が大きいことをやたらと自慢してきた。



誰かの手が大きいかどうかなんて全く興味が無い僕に、自分の手が大きいと自慢を止めない「手が大きい自慢ハラスメント(テジハラ)」に泣きそうになった。



21時になりお開きの時間を迎えたが、そこには前日のように颯爽と家路につくヤンマーの姿は無く、手の大きなオジサンがヨレヨレでタクシーに乗り込んでいく姿があるだけだった。



それから約10時間後の今朝7時、ヤンマーはアルコールチェックに引っかかり運転許可が下りずに内勤の山口哲也が出動することになった。。。



見事に3度目の失態を犯し、うなだれ落ち込むほどに反省をしてるはずの男がほざいた。



「酔拳」も使えない、運転も出来ないヨレヨレの男がほざいたのだ。



「失態は3回でリセットされるのでいまは0回みたいなものです。」と。



「クビだ!クビだ!クビだ!」ってセリフが僕の心の中に響き渡った気がした。



ヤンマー、哲さんにちゃんとお礼するんやで(笑)

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