6月25日、26日と会社を連休させていただき、社内研修の一環として、チーム全員でサントリー塩尻ワイナリーを訪問してきました。
場所は長野県・塩尻。京都からは少し距離があるものの、皆での長旅は楽しいもの。移動中も笑いの絶えない道中となりました。
そして、個人的に毎回実家のある長野に帰るときに必ず立ち寄る“あの味”も。
『特急しなの』のホームにあるきしめんの立ち食いも堪能できて、早くも旅の満足度はMAX(笑)。
塩尻駅に到着し、そこから歩いて向かえる場所にあるのがサントリー塩尻ワイナリー。
ここでは、日本ワインの醸造が行われており、地元の塩尻市の葡萄農家さんたちだけでなく、長野県内の栽培農家さん達とも強いパートナーシップによって支えられているワイナリー。
この日は、ワイナリーでのセミナーを受けたあと、畑の見学ツアーへ。
メルロの名産地として全国的にも知られる桔梗ヶ原を抜け、
私たちはさまざまな畑が広がる風景の中を進みました。
棚仕立てと垣根仕立てが混在するブドウ畑。
その合間には水田があったり、リンゴの木やレタス畑もあるという、まさに“信州の実り”を感じられる風景。
向かった先は、サントリーさんが自社管理している岩垂原の畑です。
ここで実際に畑の様子を見学させていただきました。

ワイナリーに戻ってからは、お楽しみの試飲タイム。
高山産のシャルドネや、塩尻メルローとマスカット・ベーリーAをブレンドしたワイン、塩尻メルロ、そして先程見学してきたあの畑で育てられた岩垂原メルロ。どれも素晴らしい味わい。個人的には温泉旅行でも行ったことがある高山村のシャルドネで造られた白ワインがとても美味しくて印象に残りました。

さらに、近年の気候変動により、栽培環境が変わってきているというリアルなお話も聞くことができました。
品種の選定や収穫時期の工夫など、現場のご苦労は計り知れません。
今回の研修を通して、日本ワインがどれほど多くの人たちの手によって丁寧に造られているのかを改めて実感しました。
そして、ただ「飲む」だけではなく、「知る」「見る」「感じる」ことで、ワインの奥深さがより一層伝わってきました。
今後の業務にも、この経験をしっかりと活かしていきたいと思います。
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