タクシーの運転手さん

京都は小さな街なのでタクシーに乗ることが多い。



あれ? 小さな街だからってタクシーに乗る理由になってないか(^_^;)



まあ、大都会に比べると端から端まで乗ってもそんなに料金が高額にはならないってこと。



それはさておき、タクシーに乗ればもれなくタクシーの運転手さんとの出会いもある。



僕の友達のテルオやハシッチやミーコたちも京都を代表する愉快なおもてなしドライバーとして大活躍中だ。



関西の運転手さんはやっぱりよくしゃべる人が多いんだけど、この前乗ったタクシーの運転手さんがオモシロかった(^^)



株式会社なおかつの近くからそのタクシーに乗車すると普通に「どちらまで?」って訊かれたので



「四条をあがってさがってどんつきを西いってハスカイの道を東いって・・・」と京都独特の言い回しで行き先を告げる。


それに対し、ハッキリとは覚えてないけどおそらく運転手さんは 「は~い、かしこまりましたぁ」って答えてくれはったと思う。



そこから10分以上、ハンドルを握る運転手さんとスマホをいじる僕の沈黙の時間が続いた。



すると10分以上も会話が無かった・・・というか1度も会話は無かったはずなのに突然運転手さんが話し始める。



「話は変わりますけどねえ、蒸し暑いでんなあ」って。



僕は心の中で思う。



「うそやん。何から何に話が変わったっけ?  ん? もしかして変わる前の話って行き先のこと?(・_・)。 この場合、どちらか言うと、『話を始めますけどねえ』じゃないの? いや、それもおかしいなあ」って。



しかも新しく始める話は蒸し暑いって話かいな?(^^)



なんか、運転手さんが沈黙に対して気を使って話しかけてくれたんやろかって思ったから僕も笑いながら答えた。



「運転手さん、いま最初の言葉間違えたでしょ? 話変わるけどって言ってしまったのはなんか他のこと考えてたんでしょ?」って(^^)。



すると運転手さんは恥ずかしそうに 「バレましたか?」 って言うてはった。



その後の乗車時間の数分はメッチャ盛り上がって楽しいドライブを楽しんでタクシー代は1,480円。



なのに、千円札と五百円コインを運転手さんに渡すと200円のお釣りが返ってきた。



「すごく楽しかったから缶コーヒーでも飲んでください」やって!



やっぱ沈黙よりしゃべりまくる方がええ事あるな~(^^)v



今日の一言



コミュニケーションは180円の得♪

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